10/1 阿波藍はなぜ生き残ったか~金春マーチにのせて~通崎睦美トーク&コンサート
更新日:9月14日

通崎睦美(つうざきむつみ)プロフィール
1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。マリンバのソリストとして活動する中、2005年東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠・平岡養一氏が初演した紙恭輔「木琴協奏曲」(1944)を平岡氏の木琴で演奏。2013年に上梓した平岡の評伝『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)で、第24回吉田秀和賞、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。2018年4月には、ニューヨーク州立大学オスウィゴ校の招きで渡米。同大学をはじめニューヨーク州郊外の各地でコンサートやマスタークラスを行った。また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、600点に及ぶ着物コレクションやライフスタイルが様々なメディアで紹介されている。同時期より文筆活動を始め現在に至る。CDに「1935」「スパイと踊子」他。著書に『天使突抜一丁目〜着物と自転車と』(淡交社)『天使突抜おぼえ帖』(集英社インターナショナル)他。2021年、第39回京都府文化賞功労賞受賞。
今回お迎えする通崎睦美さんは、 往年の名⽊琴奏者・平岡養⼀(1907-1981)が愛⽤した1935年アメリカ製 ⼤型⽊琴を受け継ぐ⽊琴奏者であると同時に、1920∼30年代に作られた「アンティーク着物」のコレクター、 また京都市内にある戦前の⻑屋をリノヴェーションして使う京都暮らしの巧者でもあります。 <午前の部>では通崎さんに、⽊琴演奏を交えながら、今失われつつある⼤正時代から昭和初期を中⼼とした 古き良き⽂化について語っていただきます。<午後の部>は、佐藤阿波藍製造所20代⽬藍師・佐藤好昭さんと 通崎さんによる「阿波藍はなぜ⽣き残ったか」をテーマにした対談に続いて、演奏です。 阿波の⼈々にとって、ブルーといえば⼼に浮かぶ天然の「藍⾊」。通崎さんにとってのブルーは、明治∼⼤正期に 流⾏した化学染料の「⾦春⾊(ターコイズブルー)」なのだそうです。この2つの⾊についてもどんなお話が展開される でしょう。通崎さんの銘仙着物コレクション、佐藤さんの本藍染着物の展⺬も合わせて行われます。 お着物姿でのご来場者にはプレゼントがあります。心弾む木琴の音色!ご期待ください。
チケットご予約・決済が9/15よりサイトの「イベント」ページで可能になりました!午前の部、午後の部、対談トークオンライン、の3種よりご選択下さい。各回定員30名です。
紙媒体チケットご希望の方はお電話予約の上、下記のいずれかで当日までにご精算ください。
⓵銀行振込 阿波銀行 阿南支店(普) 1484898
ジェイエスバッハブンカセンター ニッタキョウコ*恐縮ながら振込手数料はご負担ください
②市内プレイガイド
J.S.バッハ文化センター 090-8972-5134
黒崎楽器通町本店 088-653-6614
音楽喫茶みき 088-665-6678

朝日新聞文化面に掲載されました!